web図鑑
ベニアジサシ(夏季)
- 和 名
- ベニアジサシ
- 科 名
- 鳥類 チドリ目カモメ科
- 学 名
- Sterna dougallii bangsi
国内には福岡県三池島を北限として、奄美諸島、沖縄諸島、宮古諸島、八重山諸島に夏鳥として渡来し、繁殖する。県内にも夏鳥として渡来し、繁殖する。国外では西部太平洋、インド洋及び大西洋の熱帯から亜熱帯海域に広く分布する。全長約33cm。雌雄同色。額から後頭にかけて黒く、背、翼上面は淡青灰色だが、上尾筒と尾羽は白い。下面は白色で淡いピンク色をおびる。尾は深い燕尾。脚は橙赤色。嘴は繁殖初期には黒色であるが、その後基部から徐々に赤色に変色する。繁殖期は5～9月で、主に沿岸域のサンゴ礁や内湾の小島、岩礁で集団繁殖地(コロニー)を作り、海岸性の草本の隙間や下で営巣する。主にトウゴロウイワシ、キビナゴ類などを食べる。ギュイ、ギュイと鳴く。
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