web図鑑
チュウシャクシギ
- 和 名
- チュウシャクシギ
- 科 名
- チドリ目シギ科
- 学 名
- Numenius phaeopus
ク下に曲がった嘴を持つ大型のシギで、全長は42cmになる。下嘴の基部は淡い肉色を呈する。背面は褐色で、腹面は白っぽく、脇から下尾筒にかけて褐色横斑がある。ユーラシア、北アメリカの高緯度地方に点々と繁殖地があり、旅鳥として日本を通過する。全国の干潟、入り江、海岸、水田、農耕地などに飛来する。沖縄県内では、春秋の渡りの時期に小群で見られるが、一部は越冬する。嘴を泥の中へ差し込み、探るようにしてカニなどの甲殻類を食べる。草地で昆虫類を捕ることもある。「ホイピピピピピピ」と口笛のような音質で鳴く。(撮影者/大浦坂勝利)
※web図鑑で掲載されている写真の著作権は撮影者にあります。
※画像データの無断使用・複製・転載・借用等を固く禁じます。
お問い合わせ
メールでの問い合わせ
お電話での問い合わせ
FAX:098-942-0089