web図鑑

サキシマキノボリトカゲ

図鑑の写真
和 名
サキシマキノボリトカゲ
科 名
爬虫類 有鱗目アガマ科
学 名
Diploderma polygonatum ishigakiense

宮古諸島(宮古島・大神島・池間島・伊良部島・来間島)と八重山諸島(石垣島・西表島・小浜島)に分布する。全長は雄で27cm、雌で20cm、体色は通常、雄では灰色がかった黄褐色の地色に、黄白色の一本の条が体側に体軸に平行に走る。雌は、暗緑色の地に黒褐色の模様が入るものが多いが、背中線上に比較的幅の広い褐色の縦条がある個体もいる。雌雄ともに、体色を黒褐色にまで変化させることができる。幼体は褐色の地に、地色よりも少し濃い不規則な模様がある。頚部から胴部の背中線上にある鋸歯状の大型の鱗は雄のほうでよく発達する。常緑広葉樹林で、落葉があり、土壌動物が豊富であるが、下草の少ない場所に多い。餌は、数の上ではアリをもっとも多く捕食する。3~9月頃までが繁殖期で、雌は一度に1~3個産卵する。

※web図鑑で掲載されている写真の著作権は撮影者にあります。

※画像データの無断使用・複製・転載・借用等を固く禁じます。

お問い合わせ

メールアイコン

メールでの問い合わせ

電話のアイコン

お電話での問い合わせ

FAX:098-942-0089