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カクチョウラン
- 和 名
- カクチョウラン
- 科 名
- 種子植物 キジカクシ目ラン科
- 学 名
- Phaius tankervillieae
常緑の多年草。偽球茎は卵状円錐形、数個が接して並ぶ。葉は4~6枚が茎の先につき、長楕円状披針形。総状花序は偽球茎の基部から生じ、4~10花をつける。花の外面は白色、内面は赤褐色、唇弁の先は紅紫色、基部は白色、蕚片と花弁は長楕円状披針形、唇弁は菱形状広倒卵形、基部上面に2列の板状隆起があり、基部に2浅裂する距がある。山地の草地や自然林の明るい林床に生える。県外では屋久島、種子島、トカラ列島、奄美大島、徳之島、台湾、中国南部、セイロン、インド、タイ、インドシナ、フィリピン、マレーシア、ニューギニア、オーストラリア、ニューカレドニア、サモア諸島、フィジー諸島に分布する。県内では沖縄島、久米島、慶良間諸島、石垣島、西表島、与那国島に分布する。
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