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イワサキセダカヘビ

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和 名
イワサキセダカヘビ
科 名
爬虫類 有鱗目セダカヘビ科
学 名
Pareas iwasakii

日本固有種で、八重山諸島の石垣島と西表島に分布する。全長 50~70㎝ほどの小型のヘビ。体は細くかつ側偏しており、背の中央には弱い隆起をもつ。頭部に比して眼は大きい。瞳孔は縦長の楕円形で、虹彩の部分はオレンジ色ないしやや赤味がかった 黄土色をしている。体色は大部分で褐色ないし淡褐色を呈し、頭部から頸部にかけては暗褐色の縦縞が、胴部では横断方向に50~70本の不明瞭な黒色帯が見られる。 近樹上の枝先や、樹幹についたオオタニワタリの中などで見つかることからその細長い体形と併せて、樹上生活を行っていると考えられる。しかし、2月から3月にかけては、サトウキビ畑などの地上で発見されることも多いことから、地上で過ごす時間も長いかもしれない。飼育下ではほとんどカタツムリだけを器用に殻から本体だけを引き出して食べる。

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