web図鑑
トカゲハゼ
- 和 名
- トカゲハゼ
- 科 名
- 魚類 スズキ目ハゼ科
- 学 名
- Scartelaos histophorus
国内における分布は沖縄に限定され、中城湾沿岸および大浦湾沿岸にのみ生息する。戦前には那覇周辺にも生息していたようであるが、現在では見られない。国外では台湾、中国、マレーシア、インドネシア、インド、オーストラリア北部等に分布する。半陸生性種であり、内湾の泥質干潟に生息孔を掘って生活する。日中の干潮時には干出干潟をはい回って摂餌活動等を行い、冠水時には生息孔に潜る。産卵期は4~7月頃で、卵は生息孔内に設けられた産卵室内壁に産み付けられる。仔稚魚期の浮遊期間は約1ヶ月に渡り、その後泥質干潟に着底し生息孔を掘って干潟での生活を始める。沖縄島では大規模な埋立て事業により干潟の面積が大幅に減少し、トカゲハゼをはじめとする干潟の生物の生息環境が狭められ、個体数も大幅に減少したと考えらる。近年、佐敷干潟では泥質干潟が年々縮小し2010年の5haから2015年には1haほどになっている。うるま市具志川ではヒルギダマシの分布が急激に拡大してトカゲハゼの生息地を覆うようになり、本種の個体数減少をもたらしている。
※web図鑑で掲載されている写真の著作権は撮影者にあります。
※画像データの無断使用・複製・転載・借用等を固く禁じます。
お問い合わせ
メールでの問い合わせ
お電話での問い合わせ
FAX:098-942-0089